cegoh / Pixabay
皆さん神社へ参拝する際の、マナーをご存知ですか?
願いを叶えて頂きに行く方、日頃の感謝を伝えに行く方、人それぞれですが、同じ行くなら最低限、礼を尽くし、敬意を持ち神様に無礼がないよう気持ちよく参拝しましょう。
正しい参拝の方法
神社に入る前は鳥居があります。 鳥居は神様がお鎮まりになる御神域を区別する意味を持ちます。
鳥居をくぐる前に一礼(一揖・イチユウといいます)して、「後聖域に入らせて頂きます」と言う気持ちで鳥居をくぐりましょう。(帽子を被っている方は、一礼の時は脱ぐのが望ましいです。)
鳥居を入ると参道を歩きますが、参道の中央は歩かずなるべく端をあるいてくたさい。中央は「正中」と言い神様がお通りになる道です。
参道の脇には手水舎(てみずや)といい、手と口を清める場所がありますので柄杓(ひしゃく)で水を汲み身を清めて下さい。正しい手順は、
- 右手で柄杓をもち水を汲みます。左手に水をかけ清めます。
- 左手に柄杓を持ち替え、右手に水をかけ清めます。
- 最後にもう一度右手に柄杓を取って左手に水をため、そこで口を洗う(柄杓には口をつけないでください。)
- 柄杓に水を残し、柄杓を立てにして、柄杓の柄に水を流し洗う。
口と手を清めたあとは、拝殿の前に行きお賽銭箱の前で一礼し、お賽銭を入れます。なお、お賽銭は今からのお願いに対する祈願料ではなく、日頃から「神様から頂いた幸福に感謝する」という意味でのお供えになります。
お賽銭を入れる時は感謝の気持ちをもって、そっと入れましょう。
(賽銭の「賽」という字は、「奉賽」や「報賽」いう言葉にも使われ、「神様からいただいた幸福に感謝する」という意味で使われています。)
賽銭額には諸説ありますが、これといった決まりはなく、数字の語呂合わせで入れる方が多いようです。ちなみに私は三十円を入れています。
お賽銭のあとは、鈴を鳴らしましょう!
神道では鈴の音色で邪気を祓い、清めるという意味があります。魔除けや厄除の効果もあるといわれています。鈴振りという行事がありますが、参拝者にたいして鈴を振り鳴らし祓い清めをするといった内容の行事です。
神様の前で話すコトバとは
鈴を鳴らした後はまず、「二礼二拍一礼」(神社によって異なる場合があります)。ここで重要な事が、あります。それは、二礼二拍の後に神様に話すコトバです。ただ単に、「素敵な男性と出会わせてください!」などとお願いするよりも、
[box]
〇〇神社の神様、〇〇の住所から来ました、〇〇太郎(干支)の男・女です
[/box]
と、神様への礼儀として、自分を名乗りましょう。そして感謝を伝えした後、お願い事をするのが望ましいでしょう。
終われば一礼し拝殿を後にします。神様の前に立つ時も「」をもち手を合わせることが大切です。拝殿も参道と同様に中央はさけ端で参拝するのが望ましいと思われます。場所や、混み具合により3人ずつ参拝する場合がありますがその時は、神社側の意に従いましょう。
御神籤(おみくじ)のひき方
おみくじを引く時は、漠然と引くのではなく、心の中で「〇〇神社の神様、住所、名前、干支」を言いお言葉を下さい!と言ってから引きましょう。
大吉や末吉に一喜一憂するよるも、書かれている言葉を素直に自分に当てはめ、内観する事が大事です。
帰る際も来た時と同様に、参道の中央は歩かず端を歩き、鳥居を出る時は一礼し「ありがとうございました」と心の中で伝えましょう。
神様はあなたが後聖域に入る前から見ておられます。あなたの心が、態度になり、言葉になります。
神様の御神徳を頂けるよう、謙虚さと感謝の気持ちを持ち参拝させていただきましょう。
皆さんが、神様より素晴らしい御神徳を頂き、より幸せになられる事を心のからお祈りいたします。
☆★☆男性との出会いを願っている皆様へ☆★☆
神社に行き、神様にお願いしても、何も行動しなければ、出会いはありません。神様にお願いした後は、チャンスを求めてあなたが行動する番です。
神様に背中を押してもらい、出会いを求めて頑張りましょう!